反り腰とは?整体院・整骨院での施術をおすすめする3つの理由
背中がいつの間にか反って慢性的な腰痛が続いている方や、お腹がぽっこりと出てしまっている方は、反り腰になっている可能性があります。もし、腰痛の原因がわからず悩んでいるなら、整体院や整骨院での施術を検討してみてはいかがでしょうか。
今回は反り腰の症状やチェック方法、考えられる3つの原因をご紹介していきます。反り腰の疑いがある方、反り腰の症状がなかなか改善しない方は、今回の記事をぜひ参考にしてください。
目次
反り腰とは?症状、チェック方法などを紹介
まずは、反り腰の概要とおもな症状、自宅で簡単にできる反り腰のチェック方法を紹介します。
反り腰とは
反り腰とは、背骨が強く反り返った状態を指します。本来、背骨はゆるやかなS字カーブを描くものですが、姿勢が悪かったり運動不足が続いたりすると、背骨のS字カーブが徐々に強くなってしまいます。骨盤が前傾で腰やお腹が前方に張り出す形となり、身体のフォルムも悪くなってしまうのです。
反り腰の症状の重さによりますが、完治には2ヵ月から1年ほどかかります。症状が重いほど痛みも強くなり、日常生活に支障が出てきますので、症状が軽いうちに治療や施術を受けたほうがよいでしょう。
反り腰の症状
反り腰になると重心が後方に傾き、身体を支える筋肉のバランスが崩れてしまいます。そして、骨盤や背骨周辺の筋肉が衰え、血液やリンパの流れも悪くなってしまうのです。
反り腰の症状といえば腰痛をイメージするかもしれませんが、影響はそれだけではありません。下半身太りやぽっこりお腹などに悩まされるだけでなく、肩こりや背中の張り、便秘、生理痛、足の冷えやむくみなど、腰以外の部位にも不調が出てきます。
反り腰のチェック方法
反り腰のチェックは、自宅の壁で誰でも簡単に行なえます。
- 壁に背を付け、かかと・頭も付けてまっすぐ立つ
- かかと・頭を壁に付けたまま、壁と腰との隙間に手を入れる
- 壁と腰の隙間に手を入れてみる
上記のチェック方法で、隙間に手がギリギリ入る(若干こすれる程度)である場合は正常、壁と腰の間の隙間が大きく、手が余裕で入る場合は反り腰です。
まずは、自分の腰の状態を確認してみてださい。
反り腰になる3つの原因
反り腰になる原因としては、以下の3つが挙げられます。
・姿勢の悪さ
正しい姿勢を知らず、背骨を思い切り反らした状態を正しい姿勢と勘違いしている方もいます。間違った姿勢を続けた結果、腰に負担がかかり反り腰となってしまうのです。
また、日頃の生活習慣も反り腰の原因となります。ヒールの高い靴を好んで履く人は、重心が前に行き腰が反りやすいため、特に注意が必要です。
・筋肉の衰え
運動不足や加齢によって筋肉が衰え、身体全体のバランスが保てなくなる場合があります。お腹周りの筋肉、太ももの前面にある筋肉などに影響が出ることで、骨盤がさらに前傾したり、腰の反りがひどくなったりします。
・妊娠・出産
妊娠してお腹が大きくなってくると、お腹の重さで骨盤が前傾しやすくなります。妊娠や出産だけでなく、食べ過ぎによる体重増加の場合も同様です。お腹の重みを支えるために、いつの間にか腰を反らした姿勢を取ってしまうことで反り腰につながります。
整体院・整骨院で反り腰の施術を受けるべき3つの理由
反り腰の症状を改善するために、整形外科に通うべきか、整体院や整骨院に通うべきか悩む方も多いでしょう。ここでは、整体院・整骨院での施術がおすすめである理由を3つご紹介します。
病院より通いやすい
整体院や整骨院は予約可能な所も多く、病院よりも待ち時間が少ないケースが多いです。反り腰を改善するためには、何度も通って施術を受ける必要があるため、待ち時間が少なく通いやすいのは大きなメリットといえます。
ただし、腰や背中の痛みがあまりに強すぎる場合は、整形外科での治療を先に受けたほうがよいでしょう。整形外科ではレントゲン検査、MRI検査、血液検査なども受けられます。痛みの原因が反り腰ではなく、すい臓がん・椎間板ヘルニアのケースもあるため、注意が必要です。
根本的な原因から施術できる
整形外科では痛み止めを処方してもらえますが、症状の改善には至らず、なかなか完治しないケースもあります。整体院や整骨院であれば、痛みのある腰部だけではなく、骨盤のゆがみなど根本的な原因から反り腰の改善を目指せます。
整体院や整骨院ごとにアプローチ方法が異なるので、自分と相性の良い施術所を探してみましょう。
保険が適用されることも
整骨院では、柔道整復師の国家資格を持った人が施術を行ないます。整骨院で反り腰の施術を受ける場合は、反り腰の原因や症状によって健康保険を使えるかが決まるため、事前に健康保険の適用について確認しておくとよいでしょう。
なお、整体院は国家資格の取得が必要なく、無資格でも開院できるため、健康保険を取り扱うことはできません。健康保険を使いたい場合には、まず整骨院に相談するとよいでしょう。
まとめ
日頃の生活習慣や姿勢の悪さ、体型の変化など、反り腰にはさまざまな原因が考えられます。身体のバランスが崩れている状態ですので、骨盤のゆがみを整えるなど、根本的なアプローチが必要です。
反り腰の症状が悪化するほど、完治までの時間が長引いてしまいます。今回紹介したチェック方法で反り腰であることが判明した方は、症状が悪化する前に整骨院や整体院に相談してみましょう。
柔道整復師の専門学校に通い、柔道整復師の資格を取得。
卒業後接骨院で4年間勤務し、その後サンキュー整骨院グループの創設メンバーとして働き始める。
現在は柔整業界を引っ張るサンキュー整骨院グループの人事として、
自らの経験をもとに柔道整復師として働く人のために有益な情報を発信しています。
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「患者さんが納得のいく治療+コミュニケーション」が大切だと考えています。
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