柔道整復師の面接対策!よく聞かれる質問や事前準備について解説
柔道整復師として整骨院での就職を目指す場合は、必ずといって良いほど面接を受けることになります。面接官の人数や面接が行なわれる回数は応募先によって変わりますが、聞かれる可能性の高い質問や必要な準備はある程度決まっているものです。面接本番になって準備不足で慌てることのないよう、その内容を知ってしっかりと対策しておきましょう。
今回は面接でよく聞かれる質問とその回答例、および事前準備のポイントについて解説します。
目次
【柔道整復師の面接】よく聞かれる質問と回答例
一般的な企業面接と同じく、柔道整復師の面接でもよく聞かれる質問はあります。次に紹介する質問は高い確率で聞かれるため、回答例も含めて事前に押さえておきましょう。
なぜ柔道整復師を目指しているのか?
柔道整復師を目指す理由は、応募者の想いや方向性、応募先との相性を確かめるために聞かれる質問です。
柔道整復師は患者さんの身体を施術するだけではなく、痛みや悩みに寄り添いながら精神的なケアも行ないます。そのため、柔道整復師として活躍するには「人を助けたい」「誰かの役に立ちたい」という気持ちが重要だと考えられます。その熱意が面接官に伝わるよう、説得力のある理由を述べることが大切です。
【回答例】
私は学生時代バレーボール部に所属しており、指や膝をよく負傷しました。整骨院にも度々通いましたが、先生が施術だけではなくトレーニングの相談にも乗ってくれたので、とても心強く感じました。その先生のような頼れる存在になりたいと思ったことが、柔道整復師を目指したきっかけです。
なぜ応募先で働きたいのか?
整骨院以外にも、柔道整復師が働ける職場はたくさんあります。そのため、なぜ応募先を志望するのか、明確な理由を伝えることが必要です。応募先のコンセプトや施術内容、代表者のプロフィールなどのなかから、共感できるポイントを述べるとよいでしょう。
【回答例】
私は柔道整復師として、自分が生まれ育った○○市で暮らしている人々を健康にしたいと考えています。御院は○○市で30年以上に渡って施術を提供され、たくさんの人々から支持されているため、私も一員として働きたいと思い、志望しました。
柔道整復師としてどうなりたいのか?
柔道整復師には「開業権」があるので、自分で整骨院を設立して独立開業することができます。実際、独立開業を目指している人は多いですが、面接を受ける時点でその意思があるかどうかに関わらず、将来のビジョンを具体的に述べましょう。
【回答例】
柔道整復師として一人前になれるよう、まずは3~5年かけて施術経験をしっかり積み重ねたいと考えています。ゆくゆくは経営面にも携わりたいと思っているため、将来は分院長など責任あるポジションを目指します。そのために経営やマネジメントについても学び、日々精進したいと考えています。
治療院に行ったことはあるのか?
柔道整復師を目指しているにも関わらず、治療院(整骨院・接骨院)に行ったことがない場合は、職業への熱意や勉強意欲を疑われてしまう可能性があります。実際に施術を受けたり、職場見学を申し込んだりするなどして、一度は訪問しておくとよいでしょう。
【回答例】
私は今まで大きなケガをしたことがないため整骨院にお世話になったことはありませんが、柔道整復師を目指すにあたって現場を見ておきたいと思い、学校の近くにある○○整骨院に見学を申し込みました。そこで、院内の雰囲気を感じ、業務内容や現場での動き方を学んだことで、柔道整復師として働きたいという気持ちが強くなりました。
【柔道整復師の面接】最低限やっておきたい事前準備
柔道整復師の面接に合格したいなら、面接当日のための準備が大切です。ここでは、最低限やっておきたい事前準備を紹介します。
身だしなみをきちんと整える
人の第一印象は見た目でほぼ決まるといわれており、身だしなみを整えることは非常に大切です。面接では「私服で来てください」という指定がない限り、原則としてスーツ着用で訪問しましょう。
髪を染めている場合は、面接当日までに黒く染めておいたほうが無難です。また、男性なら髭をきちんと剃る、女性ならヘアゴムやヘアピンで髪をきちんとまとめるなど、清潔感のある身だしなみを心がけましょう。
書類の誤字・脱字を確認する
履歴書などの選考書類を郵送するときは投函前に、当日持っていく場合は面接前に、誤字や脱字がないかを隅々まで確認しましょう。1文字でもミスがあれば、注意力やマナーに欠けていると判断される恐れがあります。
応募先をリサーチする
面接では、応募先のコンセプトや特徴、施術内容に関する質問をされる可能性があります。事前にホームページやチラシなど確認して、応募先の情報をリサーチしておきましょう。
逆質問を考える
面接では、応募者から面接官に質問する機会が与えられることが多くあります。このとき、「特に質問はありません」と言うと、面接官に志望度が低いと思われてしまいます。
あらかじめ疑問点や不明点を洗い出して、質問事項を考えておきましょう。
面接会場までの経路を確認する
面接会場までスムーズに行けるよう、あらかじめ路線情報や最寄り駅からのルートを確認しておきましょう。道に迷ってしまうと、約束の時間に間に合わない可能性があります。
柔道整復師の面接を受けるなら対策は万全に!
柔道整復師の面接は、基本的には一般的な企業面接とあまり変わりません。柔道整復師ならではの質問もありますが、よくある質問に対する回答や志望動機をきちんと頭に入れておけば、臨機応変に対応できるでしょう。
選考が面接まで進んだ場合には、面接当日まである程度の時間があるはずなので、しっかりと準備をしておきたいところです。応募先によっては面接を1回しか実施しないところもあるため、対策を万全にしてチャンスを逃さないようにしましょう。
柔道整復師の専門学校に通い、柔道整復師の資格を取得。
卒業後接骨院で4年間勤務し、その後サンキュー整骨院グループの創設メンバーとして働き始める。
現在は柔整業界を引っ張るサンキュー整骨院グループの人事として、
自らの経験をもとに柔道整復師として働く人のために有益な情報を発信しています。
サンキューグループでは、一方的に治療だけをするのではなく、
「患者さんが納得のいく治療+コミュニケーション」が大切だと考えています。
現在関東、関西を中心に全国で整骨院40店舗以上を展開中。
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