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フリーランスの柔道整復師ってどうなの?メリット・デメリットを解説

柔道整復師は独立を実現しやすい職業です。独立というと整骨院・接骨院を開業するイメージがありますが、それとは別に「フリーランス」として働く道もあります。フリーランスとは「特定の企業・団体に所属せず、個人で独立して働いている人」のことです。
そこで、フリーランスならではの柔道整復師の働き方や、メリット・デメリットを解説していきましょう。

フリーランスの柔道整復師の働き方

フリーランスの柔道整復師になれば、働き方を自由に決めることができます。例えば、整骨院や接骨院と「完全歩合制」の契約を結んで施術する、企業・団体と業務委託契約を結んで専属の施術者として働くといったものです。

また、柔道整復師の知識・技術を活かせば、スポーツ業界でもフリーランスとして働くことができます。実際、スポーツトレーナーやアスレティックトレーナーとして、フィットネスジムやプロスポーツ選手と契約している柔道整復師もおり、フリーランスでも幅広く活躍できるでしょう。

これらはあくまで一例なので、他にも様々な働き方を選べます。

柔道整復師がフリーランスとして働くメリット

柔道整復師がフリーランスとして働く場合、金銭や時間の面で大きなメリットを得られるのが魅力です。どのようなメリットが生じるのか、詳しく解説していきます。

実力次第で収入が増える

フリーランスは完全実力主義の世界なので、どれだけ稼げるかは自分の実力次第です。例えば、完全歩合制の施術者として働く場合、施術すればするほど収入は増えます。自分の実力を証明できれば、患者さんからの指名や仕事の依頼が増える可能性も高まるため、頑張った分だけ収入アップを見込めるのです。また、施術者として人気が出てきたら、それを糧に独立開業を目指すこともできるでしょう。

一方、雇われて柔道整復師として働く場合、歩合制が適用されるケースもありますが、基本的に収入は一定です。患者さんの来院数が倍になっても給料には反映されにくいため、仕事のモチベーションも上がりにくい面があります。

独立開業よりも資金面でのリスクが少ない

頑張った分だけ収入が増えるという点では、独立開業も同じです。しかし、整骨院・接骨院を開業する場合、まず多額の開業資金が必要となります。物件取得費・設備投資費・人件費・広告費など、必要最低限な金額だけでも500万円~1,000万円程度かかるため、経営に失敗した時のリスクも大きいのです。

一方、フリーランスの道に進むなら、基本的に開業資金はほとんど必要ありません。借金しなくても仕事を始められるため、資金面でのリスクはかなり少ないといえます。

仕事の量を調節できる

柔道整復師としてどんな風に働くか、自由に決められることもフリーランスのメリットです。業務や契約にもよりますが、必要に応じて仕事の量を調節できます。
自分の都合に合わせて勤務時間や休日を設定できるため、働きやすい時間帯に仕事したり、プライベートを優先して休みを増やしたりするのも思いのままです。

柔道整復師がフリーランスとして働くデメリット

柔道整復師以外でもいえることですが、フリーランスはメリットばかりではありません。当然ながらデメリットも存在するため、そちらも解説していきます。

収入が安定しない

フリーランスにおける最大のデメリットは、収入が安定しなくなることです。頑張れば頑張るほど収入は上がりますが、これは仕事をしっかり獲得できた場合の話であり、仕事がなければ収入は下がるどころかゼロになる可能性もあります。

そして、仕事は自然に入ってこないので、自分から積極的に営業をかけたり、技術をPRするなどして、クライアントから仕事を貰わなければなりません。仕事の量がそのまま収入に反映されるため、フリーランスは安定性が低くハイリスクハイリターンな道なのです。

また、病気や怪我などで働けなくなった場合、会社員のように何らかの補償が入ることもありません。例えば、完全歩合制で働く場合、収入が大きくアップする可能性もありますが、体調不良などで休んでしまうと収入はゼロです。働けない期間が長引くほど収入は減ってしまうため、フリーランスとして働くならその辺りのリスクも考慮するべきです。

年金・健康保険の支払い、税務処理の負担が増える

フリーランスとして働く場合、個人事業主になるので国民年金・国民健康保険へ加入することになります。これらは一般的な会社員が加入している厚生年金・社会保険より高くつきやすいため、金銭面での負担が増えてしまうかもしれないのです。

また、会社員の場合、税務処理はほとんど企業側が行ってくれますが、フリーランスは自分から青色もしくは白色の確定申告を行わなければなりません。書類を揃えて税務署に行く手間はもちろん、帳簿をつけたり領収書を管理したりするなど面倒な事務作業も増えるため、慣れないうちは苦労することになります。

どんな人がフリーランスの柔道整復師に向いているのか

フリーランスの柔道整復師になると、仕事の自由度が大きく上がるだけではなく、収入アップのチャンスもあるため、一見とても魅力的です。しかし、収入が安定しない、いざという時の補償がないといったリスクもあるので、安易に選択するべき道ではありません。自分のやりたいことが明確に見えている人、自分から働きかけることが得意な人にはオススメですが、そうでなければ他の選択肢を考えたほうが無難です。メリット・デメリットを踏まえて、よく検討しましょう。

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