国家試験が必要な柔道整復師。気になる試験内容と合格率を解説

柔道整復師になるためには、国家試験に合格する必要があります。柔道整復師を目指している方にとっては、試験内容や合格率は気になりますよね。この記事では、柔道整復師の国家試験の基本から合格率までを詳しく解説します。

柔道整復師の国家試験の概要

柔道整復師になるためには、国家試験を受験する必要があります。まずは柔道整復師国家試験の内容を詳しく解説します。

受験資格

柔道整復師国家試験を受験するための受験資格は、柔道整復師養成課程のある3年以上の都道府県知事指定の専門学校か文部科学大臣認定の大学を卒業するか、卒業見込みとなる事です。
最短で専門学校3年間通えば、柔道整復師になるために必要な知識と技能を習得でき、受験資格を得る事ができます。

なお、柔道整復師に必要な知識とは、解剖、生理、病理、公衆衛生、外科、内科、整形外科、運動、リハビリといった医療の知識や柔道整復理論という柔道整復師特有の知識、医療に関わる上で必要な関係法規です。

また、必要な技能とは、包帯などを使用した固定、脱臼骨折の整復技術など柔道整復師として必要な技術です。

試験日

柔道整復師国家試験は毎年3月の日曜日に実施されています。
毎年1回のみの試験となり、詳しい期日は9月初旬に官報で公告されます。今年度と過去3年間の開催日は以下の通りです。

第25回:平成29年3月5日(日)
第26回:平成30年3月4日(日)
第27回:平成31年3月3日(日)
第28回:令和2年3月1日(日)

いずれも3月第1週目の日曜日の実施となっています。

試験の場所

柔道整復師国家試験が実施される場所は、毎年9月初旬の実施日発表と同時に官報で公告されます。
今年度の実施される試験地は過去同様に、北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県です。

なお、上記の試験地以外の受験者は、最寄りの試験地での受験となりますので、前もって下見や前乗りをしておくとよいでしょう。

受験費用

柔道整復師国家試験の受験費用は、受験手数料として16,500円になります。
受験手数料は、「公益財団法人 柔道整復研修試験財団」が指定する銀行口座または郵便局口座に振り込む必要があります。

受験に必要な手続き

柔道整復師国家試験を受験するための手続きは、受付期限内に指定の提出場所に受験願書、本人写真、卒業証明書または見込書か修業証明書または見込書を提出する必要があります。

受験願書は、自身が通学している学校でもらうことができますが、その他にも柔道整復研修試験財団のホームページより受験願書請求用紙をダウンロードし、記入して送付する事で受験願書を郵送してもらう事が可能です。

なお、貼り付ける本人写真は、縦6センチ横4センチの正面写真。裏には撮影年月日と氏名の記載が必要となります。写真は、本人である事を証明して願書と合わせて提出する必要があります。

また、卒業見込書や修業見込書を提出する学生の場合、実際に卒業したことを証明する必要があるため、指定期日までに卒業証明書や修業証明書を必ず提出しましょう。これを怠ると試験が無効となりますので注意が必要です。

柔道整復師 国家試験の試験内容と合格率

柔道整復師となるために避けて通れない国家試験の内容と合格率について詳しく解説します。

柔道整復師の試験内容

柔道整復師国家試験は、午前、午後とそれぞれ2時間30分ずつ実施されます。
午前120問中30問は必修問題とされ、必修問題で80%以上の正答率、24問以上の正解が合格基準となります。

また、午前90問と午後の110問は一般問題で、合格基準となる正答率は、60%以上、120問となります。すべての問題の解答は四者択一となっており、一問につき1点です。

上記のように必修問題と一般問題の合格ラインが違う点には注意が必要です。必修問題で80%以下の正答率となってしまうと、例え一般問題の正答率が100%であったとしても不合格になるのです。

一般問題の合格ラインは過去の合格ラインからみて60%程度の正答率であろうという大まかなものですが、必修問題は確実に80%以上の正答率でなければ不合格になります。
つまり、必修問題を落とす事がないように試験勉強をする必要があります。

柔道整復師の合格率

以下は、過去5年の合格者数と合格率です。

試験回数(年度) 受験者数(名) 合格者数(名) 合格率 備考
第23回(平成26年度) 6,858名 4,503名 65.7% 新卒80.8%
既卒14.7%
第24回(平成27年度) 7,115名 4,582名 64.4% 新卒82.3%
既卒22.6%
第25回(平成28年度) 6,727名 4,274名 63.5% 新卒82.9%
既卒22.5%
第26回(平成29年度) 6,321名 3,690名 58.4% 新卒78.5%
既卒16.7%
第27回(平成30年度) 6,164名 4,054名 65.8% 新卒86.1%
既卒26.3%

※出典:公益財団法人 柔道整復研修試験財団

過去5年の傾向を見ると、6,000から7,000名の受験者に対し合格者は平均4,000名程度となっています。合格率は、第26回を除いては60%台となっており、合格者は6割程度です。
以前は、80%程度の合格率の時代もありましたが、近年は平均60%程度の合格率となるような難易度の問題が出題される傾向があります。

今年度も前回同様に、合格率60%程度の難易度となる可能性が高いとみられますが、過去には合格率が上がった翌年の合格率は下がるという傾向もあるため、注意する必要があります。

また、過去問と全く違う問題傾向となる年も数年に一度訪れると言われています。過去問ばかりに頼るのではなく、教科書などで基礎を十分に固めて応用に対応できるようにしておくと安心でしょう。

柔道整復師国家試験は基礎が大切

柔道整復師の試験は専門学校などの指定学校で最低3年間の学習により卒業、卒業見込みとなる事で初めて受験資格を得られます。

そして、国家試験は1年に一度のみ行われ、近年では合格率が60%台を維持しています。試験の内容としては、午前の部、午後の部に分かれ、重要なのは午前の部の必修問題です。必修問題は80%以上の正答率が合格基準となるため、注意しましょう。

柔道整復師の試験で合格するためには、受験に必要な資格、手続き、試験の日程、場所など基本的な情報をしっかり把握し、そのうえで油断せずにしっかり基礎から勉強することが必要です。

近年の合格率60%を高くみるか低くみるかは人それぞれですが、合格率に必要以上に左右されることなく、しっかり準備することが大切です。

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