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柔道整復師専科教員の募集はどこで見つかる?必要な応募資格を解説

柔道整復師専科教員とは、柔道整復師養成施設(大学・専門学校)に勤める講師です。柔道整復術に関する知識・技術を教授し、未来の柔整業界を支える人材を育成します。柔道整復師が目指せる進路の一つですが、就業するためには様々な条件を満たさなければなりません。そこで、柔道整復師専科教員の求人や資格について紹介していきます。

柔道整復師専科教員の求人を探すには?

柔道整復師専科教員の求人はどのように探せばいいのでしょうか。以下では、応募条件や求人内容にも触れつつ解説していきます。

求人の探し方

柔道整復師専科教員の求人は、柔道整復師養成施設の公式ホームページや求人情報サイトで探すことができます。「柔道整復師 教員」といったキーワードで検索すれば、何らかの求人情報がヒットするでしょう。

多忙で時間がない場合、転職エージェントに依頼すれば求人を探してくれるため、そちらを利用するのもオススメです。

求人の応募条件

細かい応募条件は求人によって異なりますが、柔道整復師の国家資格を取得しただけでは応募できません。「柔道整復師専科教員」という別の資格も取得して、はじめて必要最低限の応募条件を達成したことになるのです。

国家資格と同じく、教員資格もすぐ取得できるものではありません。柔道整復師専科教員を目指すなら、資格取得までの流れもしっかり把握しておきましょう。

求人内容

雇用形態については、正社員以外(契約社員など)のケースもあります。勤務時間・休日・選考方法などもそれぞれ異なっているので、応募前にチェックしておきたいところです。

柔道整復師専科教員の資格を取得するには?

柔道整復師専科教員の資格を取得したいなら、「公益社団法人 全国柔道整復学校協会」が開催する受講試験に合格した上で、専科教員認定講習会を修了しなければなりません。また、受講資格も満たす必要があるので、その辺りも含めて解説していきます。

受講資格

専科教員認定講習会への参加、およびその受講試験を受ける場合、柔道整復師の免許を取得してから3ヵ年以上の実務経験が必要です。なお、2020年から実務経験の要件は5ヵ年以上に変更されます。

つまり、柔道整復師として十分な経験を持っている人のみ、柔道整復師専科教員を目指すことができるのです。

受講試験を受ける

受講資格を満たしたら、次は講習会を受けるための受講試験に合格しなければなりません。試験概要は以下の通りです。

・試験日程
受講試験は毎年5月の第2日曜日に行われています。時間は10:30~16:30(予定)です。

・試験会場
受講試験の会場は、東京医療専門学校代々木校舎(東京)、平成医療学園専門学校(大阪)、北海道柔道整復専門学校(北海道)の3つです。

・受験料
受講試験を受ける場合、手数料として1万円が必要です。

・申込方法
講習会・受講試験の願書は、全国柔道整復学校協会の公式ホームページよりダウンロードできます。事務局での手渡しや書類請求はできません。既定の申込手順に従い、必要書類をすべて揃えたらレターパックライトで郵送します。電話・FAXや手渡しでは受け付けてもらえないので、こちらも注意が必要です。

・合格発表
受講試験の合否は、全国柔道整復学校協会の公式ホームページにて発表されます。発表までの期間は2日程度です。2019年を例に挙げると、5月12日に試験開催、14日の正午ごろに発表されています。

・試験内容
受講試験の科目を大きく分けると、小論文・筆記試験・面接の3つです。各100点ずつ、合計300点満点の試験となっています。小論文は指定されたテーマに沿って、1,000~1,200文字を記述します。筆記試験は全50問・四者択一のマークシート方式で、柔道整復学理論に関する問題が出題されます。面接は個人面接形式です。

なお、時間配分については小論文・筆記試験が各1時間、面接は一人あたり10分~12分程度となっています。

専科教員認定講習会に参加

受講試験にも合格したら、ようやく専科教員認定講習会に参加することができます。講習会の概要についても解説していきます。

・開催日程
講習会は毎年6月~11月の土日祝日に行われています。会場によって日程は異なるため、ホームページなどで確認してください。

・講習会場
講習会は日本健康医療専門学校(東京)、平成医療学園専門学校(大阪)、北海道柔道整復専門学校(北海道)で行われています。東京のみ試験会場と異なるので、注意が必要です。

・受講料
試験合格の通知を受けたら、指定期日までに受講料20万円を振り込む必要があります。

・修了試験
講習会の全科目を修了し、なおかつ所定時間数の5分の4以上出席した人は、修了試験を受けることができます。この試験に合格すれば、修了証書とともに柔道整復師専科教員の資格が手に入ります。不合格の場合、当該年度のみ再受験が可能です。

柔道整復師専科教員の仕事は幅広い

柔道整復師専科教員の主な役割は、学生たちに柔道整復術の知識・技術を教えることですが、仕事はそれだけにとどまりません。シラバス(授業計画)や実技ガイダンス、学校主催イベントへの参画など、他にも幅広い仕事に携わるため、様々な経験を積むことができます。

資格取得までの道のりは長いですが、柔道整復師を目指す人は今も増え続けているため、将来性を踏まえてもオススメできる職業です。教えることが好きな人、教育に関心がある人はぜひ検討してみてください。

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