整骨院の施術は痛い?起こりうる3つの痛みとその対処法まとめ
整骨院に通いたいと思っていても、施術に対して痛いというイメージを持ち、整骨院に行くのをためらっている人は多いのではないでしょうか。こういった不安な気持ちは、整骨院がどのようなところかわからないからこそ起こるものです。
そこで今回は、「整骨院の施術は本当に痛いのか」という点を紹介します。さらに、整骨後に生じる可能性がある3つの痛みと対処法についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
基本的には痛くない!整骨院で行なうおもな施術
整骨とは、痛みを軽減させるための処置です。そのため、整骨院で施術に痛みをともなうことは、基本的にはありません。安心して整骨院に通えるよう、まずは整骨院で行なわれているおもな施術について把握しておきましょう。
整復法で外傷による捻挫や打撲などを治療する
「整復法」とは、骨折や脱臼をした部分を正常な位置に戻すために行なわれる施術です。整骨院では、ずれてしまったり、外れてしまったりした骨や関節を、手でもむなどして少しずつもとに戻していきます。
そして、ずれや脱臼を起こした部分が正しい位置に戻ったら、ギプスやテーピングなどで固定するというのが一般的な治療の流れです。
後療法で回復を促すための刺激を与える
「後療法」とは、患部を効率良く回復させるために、さまざまな刺激を与える施術です。後療法には、物理療法や手技療法、運動療法などがあります。
例えば、治療機器を用いて光や電気、熱などの物理的なエネルギーで刺激を与え、身体機能の回復を図るのは物理療法です。また、筋力トレーニングなどは運動療法にあたり、適切な指導のもとで運動することによって身体機能が回復していきます。
整骨後に発生する可能性のある3つの痛み
前述のとおり、整骨院の施術は基本的に痛みをともなうものではありません。ただし、整骨後には痛みが生じる可能性もあります。
整骨院で施術を受けたにもかかわらず痛みが出ると、「治療法が間違っているのではないか」と不安に感じてしまうこともあるでしょう。ここでは、整骨後に起こりうる3つの痛みを紹介します。
・整骨前からある損傷による痛み
整骨院の施術を受ける前に損傷があった場合、施術を受けるとその患部が痛くなることがあります。ケガをしている状態で施術を受けると痛みがひどくなることもあるので、施術前に相談しておきましょう。
・好転反応による痛み
好転反応とは、身体が健康を取り戻すプロセスで生じる痛みのことです。施術を受けて血流が良くなると、体内の細胞が細菌や蓄積された老廃物を排出しようと活発になるため、痛みやだるさ、眠気などの症状が見られることがあります。
好転反応による痛みは数日で軽減する場合が多いですが、症状の程度などによって痛みが続く期間は異なります。
・もみ返しによる痛み
もみ返しとは、マッサージなどの刺激を受けて筋繊維が傷つき、それが原因で生じる痛みのことです。
例えば、マッサージをしてもらうときに力が強すぎたり、そもそもツボを間違えていたりすると、もみ返しが起こりやすくなります。
もみ返しは筋繊維が傷ついている状態なので身体に良いとはいえませんが、負傷箇所を細胞が修復することにより、結果的に状態は良くなると考えるケースもあるようです。もみ返しが心配な場合は、その旨を施術前に伝えるようにしましょう。
整骨後に痛みが出たときの対処法
整骨の施術を受けたあと、好転反応やもみ返しによる痛みが出た場合、その程度によっては身体を動かすだけで痛みを感じることもあるでしょう。ここでは、整骨後に痛みがあったときの対処法を紹介します。
好転反応への対処法:水分をとり、身体を温めて安静にする
好転反応が認められたときには、常温水やお茶などの水分をたっぷりととり、安静にすることがポイントです。水分をとることで血流が良くなり、自然治癒力の向上にもつながります。
なお、好転反応で痛みの症状が見られるからといって、痛み止めを飲むのは控えましょう。痛み止めを飲んだからといって、痛みの原因が取り除かれるわけではありません。痛み止めで無理に症状を抑えるよりも、しっかりと休息をとり、身体が自然なバランスを保てるように努めることが大切です。
もみ返しへの対処法:筋肉の緊張を和らげる
そもそも、もみ返しとは筋繊維などに炎症が起こっている状態です。そのため、筋肉痛のときと似たような痛みを感じることがあります。
もみ返しの症状がある場合、痛みを感じる部分に手をあてて、ゆっくりと動かしながら弱い刺激を加えていき、筋肉の緊張を少しずつほぐします。もみ返しの症状がつらいからといって強い刺激を加えることのないよう、優しくマッサージするとよいでしょう。
もみ返しへの対処法:アイシングをする
炎症で患部が熱を持っているのであれば、アイシングを行なうのも効果的です。アイシングをする場合は氷を入れたビニール袋をタオルで包み、10~15分程度患部にあてます。すると、筋肉の炎症が抑えられ、もみ返しによる痛みが軽減される可能性があります。
ただし、痛みが軽減するからといって患部を冷やしすぎると、施術の効果が台無しになるどころか、凍傷を起こすことにもなりかねません。アイシングをしている箇所が赤くなったり、感覚がなくなったりしたら、その時点でアイシングをやめましょう。
強い痛みがある場合は病院へ行く
好転反応やもみ返しの場合、個人差はありますが数日経てば痛みはなくなります。しかし、長期にわたって痛みが引かなかったり、我慢できないほどの強い痛みを感じたりした場合には、早急に病院へ行き医師の診察を受けましょう。
対処法を試すと痛みは軽減する!安心して整骨院を利用して体の調子を整えよう
整骨院で行なわれている施術は、基本的には痛くありません。しかし、整骨後には好転反応やもみ返しによる痛みがあらわれることもあります。痛みがあるときには安静にしたり、アイシングをしたりするなどして、体に大きな負担をかけないよう気をつけることが大切です。
好転反応やもみ返しが原因で起こる痛みには、複数の対処法があります。有効とされる対処法をあらかじめ理解しておけば、安心して整骨院での施術を受けられるでしょう。
柔道整復師の専門学校に通い、柔道整復師の資格を取得。
卒業後接骨院で4年間勤務し、その後サンキュー整骨院グループの創設メンバーとして働き始める。
現在は柔整業界を引っ張るサンキュー整骨院グループの人事として、
自らの経験をもとに柔道整復師として働く人のために有益な情報を発信しています。
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